平成30年10月1日より,那珂川町は,「那珂川市」へと移行することになりました。
町や村が合併等を行わずに市に移行する,単独市制により市へと移行しています。
平成27年の国勢調査により,当時の那珂川町の人口が「50,029人」となり,市制移行の要件である「国勢調査人口5万人以上」を達成したことにより,平成30年10月1日の市制移行を目指し,取り組みを進め,今回,市制移行が実現しました。
市に移行したことにより,住居表示についてもこれまでの「筑紫郡」という名称が不要になります。
したがって,当オフィスの住所も「福岡県那珂川市道善5-19 那珂川士業ビル101」となります。
町から市になることにより,国から多くの権限や事務が那珂川市に移譲されることになります。
具体的には,福祉事務所が那珂川市役所(これまでは那珂川町役場とされていたものです。)に設置され,生活保護等の決定,手当の認定,支給までの事務を市において行うことになります。
また,直接市民の皆様には関係性が低い事項ですが,市が依頼する工事契約について,町の場合には,「5000万円以上」の際に議決を要していたものが,市になると,「1億5000万円以上」の場合に議決を要することになるようになります。
市に移行することで,県内外に対して都市としての発展の可能性の期待から,さらなる人口増加や,企業等の進出及びそれに伴う雇用の増加などが期待されています。
当オフィスも,今後発展していくであろう那珂川市唯一の法律事務所として,市民の皆さまに充実したリーガルサービスを提供できるよう,努力してまいりたいと考えております。